アイマス名刺、中でもシンデレラガールズのライブ等で交換する用の名刺には、デレステARの写真が使いやすく、またオリジナリティも出せるのでオススメという話。
そんな訳で、以下にデレステAR(※一部嘘)で撮った写真で名刺を作製するまでの話を記したので、これから作る方の参考になればと思います。
(追記)
2021年にデレステARが廃止されたため、現在AR機能を利用したい場合は別アプリである「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトスポット」をインストールする必要があります(デレステと連携可能)。
そのため、以降の記述に一部現在の仕様と異なる記述があります。ご了承ください。
デザイン
よしのんPの私とみりあPの私が居るので、それぞれの人格について片面ずつ、リバーシブルで作成することにしました。
芳乃さん側。
ありがたいことに今年9月に開催されたデレステフォトコンでグランプリ賞を頂いたので、記念の意味も込めてその写真を名刺化。金平糖よしのん(めぐみの甘雨)好き
作成ソフトはillustrator(無料体験版)。
文字情報はP名、担当名、デレステID、TwitterID+QRコードと必要最低限で。QRコードは実寸で9mm×9mmでしたが、スマホのカメラでもきちんと読み込めたので問題ありませんでした。
フォントはモバマスでお馴染みのコメットBを使用。
ARを使う場合は、フォトスタジオに行く直前に表示される撮影セッティングでタブを「オプション」に切り替え、解像度設定を「高画質」にすることが重要。ただし、端末によっては高画質モードが選択不可なこともあるので注意。実際にどのくらい違うのかというと、
被写体が画面に対して大きい(画像はスマホの画面サイズでほぼ最大まで拡大した場合)なら許容できる程度の差ではありますが、
マーカーモードを使用した時のように小さい場合(スマホなら画面を9分割した際、真ん中の四角に被写体がすっぽり収まるくらい)では精細さがかなり異なります。高画質対応端末買い換え検討の際には参考までに。
続いてみりあちゃん側。
ARではなく合成です。というのもデレステARは暗い場所だと途端にノイズまみれになるので、夜景をバックに撮ろうと思ったら合成するしかないのが現状。それにしても一夜の魔法衣装は夜景に似合う。
切り抜く写真に関してはフォトスタジオのBB(スクリーン クール)で撮影。ポーズは「智絵里ちゃんっぽく!」(環境トップ)
また写真部分に関して、PC上ではこのような色味ですが、記事冒頭にも貼った実物ではやや黄色みがかってレトロな感じに。これはこれで悪くないとは思いますが、色味の調整は中々難しいところですね……。
下部についてはよしのん面の情報をモバマスIDとここのQRコードに差し替え。
ところでモバマスIDからその人のページに行く方法(web版で誰かのプロフィールを開いた後そこのURLの一部を書き換え)って裏技臭が凄い。他にもっとスマートな方法あるんだろうか……
ちなみにデザイン全般の話になりますが、以下は資料作成に携わる全人類に読んで欲しいデザインルール啓蒙サイト。
書体や色に関する基礎知識に始まり、「画像の縦横比を歪めない」「写真上のテキストは袋文字にする」などのデザインを作成する際の基本的なルールが学べるので、名刺作成に限らず学業や仕事の上でも役立つこと請け合いです。全人類読んでくれ
あとは使用するフォントについて、これ一つで名刺の印象もガラリと変わるので拘りたいところ。MSゴシックとかはアレ
デフォルトのものやフリーフォントでも一部には優れたものはありますが、やはり有料サービスの方が洗練されてるフォントの割合は高いように思います。
学生であれば、個人的な有料フォントサービスのおすすめはこちら。普通に契約すると1年で49,500円と中々ですが、高校生・大学生向けの学生版では990円/年というかなり狂った価格設定なので最高。(その場合商用利用不可ですが、名刺作成なら私的利用の範疇なので問題はないと思われます)
今回使ったコメットもラインナップに含まれており、特にシンデレラガールズの名刺とは(公式が使ってるだけあって)相性抜群。筑紫フォントとかは普段使いにも便利なので重宝してます。
学生ではない方は、使えるフォントは限られますが料金の安いmojimoの利用を検討してみてください。フォントワークスの回し者?
色々なプランがありますが、例えばmojimo manga (3,960円/年)は前述のコメットが使え、またmojimo kawaii (1,320円/年)は安い上にラインナップも良いので個人的におすすめ。
注文
(2023/3/31追記)下記のマヒトデザインさんは3/29付でオフセット印刷の取扱いを終了してしまったそうです。現在一部用紙の選択ができなくなっているためご注意ください。
お馴染みマヒトデザインさんに作ってもらいました。illustratorの名刺作成用テンプレートもこちらのHPからダウンロード。
以下オプションについて。
- 印刷方法についてオフセット印刷とオンデマンド印刷がありますが、オフセット印刷を選択。理由は後述の用紙がオフセットにしか無かったのと写真を綺麗に刷りたかったため。
- 用紙はマットコート220kgを選択。理由は手触りと厚みが好きなので。マヒトデザインさんは用紙サンプルもまとめて無料で注文できるので、これから作るという方は絶対一回は頼んでおいた方が良いです(マジ)。
- 印刷枚数は500枚。マットコートだと100の次が500しかなく、500にすると単価が4分の1以下になるお得感に勝てなかったため。配り切れる気がしない
- 出荷日は7営業日を選択。余裕をもって作ろうね!
以上のオプションで4,237円(税抜き)。
まあそれなりですね……
まとめ
備忘録なのでまとめも何も無いんですけれども、デレステAR使って名刺作ろうぜ!という話でした。(そうか?)
最近ではドレスコーデの衣装・カラーも増えてカスタマイズ性がかなり増したので、
あのカードのあのシーンを再現!みたいなことも場合によっては可能かもしれません。というか私が見たい。
作り過ぎたのでライブで会ったら貰ってあげてください。