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デレステのイベント攻略、仕様検証など。

【デレステ】〈旧〉GRANDにおけるアンコール+参照系特技の検証

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※この記事は2022/01/31以前に発生していた挙動を検証した記事をアーカイブとして残したものです。現在、上記画像の通りこれらの不具合は修正済みです。

 

アンコールの基本的な仕様についてはこちら↓

 

 

現在は修正済みの挙動についての検証と考察(クリックで表示)

 

 

検証編

アンコールが複数回倍率をコピーする場合

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アンコールが他ユニットの特技を複数回コピーし、同ユニット内の参照系特技がその倍率を参照する場合について、各特技ごとに調査を行いました。

調査結果は以下。

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以降はこの調査結果についての詳しい説明を行います。

※ちなみに、アンコールが初回にコピーした特技がコーディネイトのようにSCORE・COMBOの両方をアップさせる特技だった場合は、初回の参照系特技は通常通り発動します。

 

オルタネイト:SCORE→SCOREの順でアンコール

①7秒時点でSCOREボーナス(10%)が発動。
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②18秒時点でアンコールとオルタネイトが発動(アンコールはSCOREボーナスをコピー)。この時のオルタネイトの倍率は10×1.7=17%となっている。
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③21秒時点でコンセントレーションが発動。
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④28秒時点でSCOREボーナスが発動せず、45秒時点でアンコールとオルタネイトが発動。(42秒時点のコンセントレーションも不発)
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このときアンコールはコンセントレーション(22%)をコピーしています。もしオルタネイトがその22%を極大アップして適用していた場合、スコア表示の右には「オルタネイト」と表示されるはずですが、実際には「アンコール」と表示されています。

このことから、2回目にアンコールによってコピーされたスコアアップ倍率をオルタネイトが参照できていないことが分かります。

 

オルタネイト:COMBO→SCOREの順でアンコール

①13秒時点でCOMBOボーナスが発動。
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②18秒時点でアンコールがCOMBOボーナスをコピーして発動。
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③28秒時点でSCOREボーナスが発動。
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④45秒時点でアンコールがSCOREボーナスをコピーして発動。
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⑤65秒時点でオルタネイトが発動しない。
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COMBOボーナス特技の倍率がオルタネイトに渡されるわけではないにも関わらず、先にCOMBOボーナスがアンコールされてしまうと、オルタネイトが不発となってしまいます。(同ユニット内でスコアアップ系特技が発動していない判定?)

なお、オルタネイト(ナターリア)は高確率・特技Lv10・特技ポテンシャル10のため、発動条件さえ満たしていれば確定で発動します。

ミューチャル:COMBO→COMBOの順でアンコール

①5秒時点でオールラウンド(10%)が発動。
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②18秒時点でアンコールがオールラウンドをコピーして発動。
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③26秒時点でミューチャルが発動。この時のミューチャルのCOMBOボーナス倍率は10×1.7=17%となっている。f:id:rrr19533739:20220112205014j:plain

④42秒時点でCOMBOボーナス(18%)が発動。
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⑤45秒時点でアンコールがCOMBOボーナスをコピーして発動。
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⑥65秒時点でミューチャルが発動。
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このときCのCOMBOボーナスも同時に発動していますが、コンボ数の下に表示される特技名は「ミューチャル」となっており、特技倍率がミューチャル≧COMBOボーナス(18%)であることが分かります。もしミューチャルの倍率が17%のままであればこのような表示にはならないので、COMBOボーナスの場合は倍率の更新が行われていると判断できます。

 

ミューチャル:SCORE→COMBOの順でアンコール

①13秒時点でSCOREボーナスが発動。
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②18秒時点でアンコールがSCOREボーナスをコピーして発動。
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③28秒時点でCOMBOボーナスが発動。
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④45秒時点でアンコールがCOMBOボーナスをコピーして発動。
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⑤65秒時点でミューチャルが発動。
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オルタネイトのときと異なりミューチャルは正常に発動する模様。

 

リフレイン:SCORE→SCOREの順でアンコール

①13秒時点でSCOREボーナス(17%)が発動。
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②18秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはSCOREボーナスをコピー)。この時のリフレインのスコアアップ倍率は17%となっている。
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③44秒時点でコンセントレーション(22%)が発動。
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④45秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはコンセントレーションをコピー)。
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⑤72秒時点でアンコールとリフレインが発動。以下、388ノーツ目でのスコア変動
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↓ +1452点

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曲は星環世界(PIANO)、アピール値は327592。
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スコア計算式を用いて

(327592×1.9/702)×1×1.4×1.17=1452.3...

となるので、リフレインの倍率は22%ではなく17%となっています。

以上より、2回目にアンコールしたコンセントレーションの倍率をリフレインが参照できていないことが分かります。

 

リフレイン:SCORE→COMBOの順でアンコール

①13秒時点でSCOREボーナス(17%)が発動。
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②18秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはSCOREボーナスをコピー)。
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③28秒時点でCOMBOボーナスが発動。
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④45秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはCOMBOボーナスをコピー)。
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スコアの右、およびコンボ数の下に「リフレイン」の表示があるため、スコアアップ倍率とCOMBOボーナス倍率の両方をリフレインが正しく参照できていることが分かります。

 

リフレイン:COMBO→COMBOの順でアンコール

①5秒時点でオールラウンド(10%)が発動。
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②18秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはオールラウンドをコピー)。この時のリフレインのCOMBOボーナス倍率は10%となっている。
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③42秒時点でCOMBOボーナスが発動。
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④45秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはCOMBOボーナスをコピー)。
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⑤126秒時点でリフレインとCOMBOボーナスが発動。
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このとき、コンボ数の下には「リフレイン」と表示されており、すなわちCOMBOボーナス倍率についてリフレイン≧COMBOボーナス(18%)となっています。

よって、リフレインはより大きいほうのCOMBOボーナスを参照できていることが分かります。

 

リフレイン:COMBO→SCOREの順でアンコール

①13秒時点でCOMBOボーナスが発動。
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②18秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはCOMBOボーナスをコピー)。
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③28秒時点でSCOREボーナスが発動。
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④45秒時点でアンコールとリフレインが発動(アンコールはSCOREボーナスをコピー)。
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⑤72秒時点でリフレインが発動。
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このときコンボ数の下には「リフレイン」の表示がありますが、スコアの右には表示がありません。

以上より、2回目にアンコールしたSCOREボーナスの倍率をリフレインが参照できていないことが分かります。

 

補足:複数のアンコールが異なる特技をコピーする場合

①7秒時点でSCOREボーナス(10%)が発動。
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②18秒時点でアンコール(未央)とオルタネイトが発動(アンコールはSCOREボーナスをコピー)。この時のオルタネイトの倍率は10×1.7=17%となっている。
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③33秒時点でコンセントレーションが発動。
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④36秒時点でアンコール(麗奈)が発動(アンコールはSCOREボーナスをコピー)。

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⑤72秒時点でオルタネイトとコンセントレーションが同時に発動している状態になる。
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このときスコアの右には「オルタネイト」と表示されているので、スコアアップ倍率についてオルタネイト≧コンセントレーション(22%)となっていることが分かります。

すなわち、オルタネイトは未央がコピーしたSCOREボーナスの倍率ではなく、麗奈がコピーしたコンセントレーションの倍率を参照できていることが分かります。

 

 

 

考察編

以下、上で検証した挙動の考察です。

考察にあたって、こちらのあいざっく様のツイートツリーを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

 

特技の被参照倍率

オルタネイト、ミューチャル、リフレインといった参照系特技は、他の特技の倍率を参照して発動します。

このとき参照系特技は、「LIVE中に発動した特技倍率そのもの」ではなく、「被参照倍率」(便宜上この呼び方とします)という別に記録されている値を参照して発動していると考えられます。

というのも、例えばオルタネイトが2人編成に入っていた場合、「LIVE中に発動した特技倍率そのもの」を参照してしまっては、オルタネイト同士が互いに倍率を極大アップし合ってしまい、倍率がインフレしてしまいます。このような事態を防ぐために、被参照倍率というオルタネイト等が参照するための倍率が設定されていると考えられます。

これを前提として、上で紹介させていただいたツイートの要点は以下のようになります。

  • 被参照倍率は特技ごとに設定されており、「被参照スコア倍率」と「被参照COMBO倍率」の2種類が存在する。
    ※厳密には、被参照スコア倍率には「タップ/スライド/フリック/ロングノーツ用の倍率」が別個に設定されていると思われるが、本記事では簡単のためこれらをまとめて扱う
  • 「被参照スコア倍率」は一度設定されると更新不可となる。
  • 「被参照COMBO倍率」はより大きい値で複数回更新可能である。
    ※負の値の倍率(-20%)と効果なし(0%)の比較、更新については負の値の倍率の方が優先される

「被参照スコア倍率」と「被参照COMBO倍率」で挙動が異なることが特徴的です。

このように仮定すると、上記検証の

  • アンコールがCOMBOボーナス→SCOREボーナスの順でコピーしたとき、同ユニットのオルタネイトは発動できない
  • アンコールがSCOREボーナス→COMBOボーナスの順でコピーしたとき、同ユニットのミューチャルは発動できる

といった挙動を上手く説明することができます。

文字だけだと分かりにくいと思うので、以下図を用いて解説。

まずオルタネイトの場合。

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LIVE開始直後の初期状態では、被参照スコア倍率は設定されていないと考えられます(0%ではないことに注意)。

 

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SCOREボーナス、COMBOボーナスの順で発動し、その際にそれぞれの特技に被参照倍率が設定されます。このとき、例えばSCOREボーナスの被参照COMBO倍率には「0%」が設定されるといった挙動であるとします。

次にアンコールが発動し、COMBOボーナスをコピーすると、アンコールの
被参照スコア倍率→0%
被参照COMBO倍率→18%
と設定されます。そして、アンコールの被参照スコア倍率は0%で固定され、更新不可となります

 

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アンコールが次に発動するときはSCOREボーナスをコピーしますが、上述の通り被参照スコア倍率が更新不可となっているため、17%という倍率を記録することができません。

このような挙動により、オルタネイトは発動することができなくなっていると考えられます。

 

次にミューチャルの場合。

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初回アンコール発動時、SCOREボーナスがコピーされます。このときアンコールの「被参照スコア倍率」は17%で固定されますが、「被参照COMBO倍率」は更新可能な状態になっています。

 

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アンコールが次に発動するときはCOMBOボーナスをコピーし、被参照倍率を0%→18%に更新します。

このため、後続のミューチャルは通常通り発動することが可能です。

また、少し別の話になりますが、ミューチャルが発動した倍率(ここでは18%を極大アップして31%)は被参照COMBO倍率には設定されません。これは前述の通りインフレを防ぐための措置と考えられます。

これに対し、ミューチャルのデメリットであるスコア-20%効果は被参照スコア倍率に設定されているようです。これについては次の項で軽く触れます。

 

 

応用編(シンデレラマジック入り編成)

続いては編成にシンデレラマジックを含んだ場合の挙動について、実例を見ながら確かめていきます。

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1つ目の編成はこちら。なお、ユニットAのダンスモチーフ(りあむ)のスコアアップ倍率は18%です。

 

①9秒時点でミューチャル、オルタネイト、モチーフが発動。この中で配置番号が最も若いのはミューチャル。(※配置番号は4-2-1-3-5の順)
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ちなみに、このときミューチャルは「オルタネイトのCOMBOボーナス-20%」を元にして発動しているため、「ミューチャル↓」という表示の通り「COMBOボーナス-20%」を発動しています。(※負の倍率は極大アップされない)

 

②12秒時点でシンデレラマジック、アンコールが発動。
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このとき、シンデレラマジックについては

  • 被参照スコア倍率……ミューチャルの-20%とモチーフの18%を比較して、高い方である18%が設定される(以後更新不可)
    ※厳密には、後述の検証で扱うように、シンデレラマジックが発動したミューチャルのスコア-20%効果は被参照スコア倍率にそもそも設定されない
  • 被参照COMBO倍率……オルタネイトの-20%が設定される

となり、アンコール(ミューチャルをコピー)については

  • 被参照スコア倍率……ミューチャルの-20%が設定される(以後更新不可)
  • 被参照COMBO倍率……設定されない

となっています。

 

③45秒時点でコンセントレーションが発動。
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④48秒時点でシンデレラマジックとアンコールが発動。
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278コンボ目でスコアを1496点獲得しています。

レゾナンスにより特技が重なっているのでややこしいですが、以下各倍率の解説。

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シンデレラマジックとアンコールはコンセントレーションのスコアアップ:22%をコピーして発動しますが、画像の通り被参照スコア倍率は更新不可となっているのでその倍率が記録されません。

そのため、このときの特技倍率は以下のようになっています。

  • スコアアップ倍率:
    シンデレラマジックはオルタネイトを発動し、ユニット内の最大被参照スコア倍率は18%なので、それを極大アップした31%が発動倍率となります。
    アンコールはコンセントレーションをコピーするので22%が発動倍率になります。
    以上2つを合計した53%が発動スコアアップ倍率になります。
  • COMBOボーナス倍率:
    シンデレラマジックはミューチャルを発動します。その際「オルタネイトのCOMBOボーナス-20%」を参照するため、-20%が発動COMBOボーナス倍率となります。
    ※モチーフの被参照COMBO倍率は0%と-20%より大きい値ですが、0%の倍率は参照対象として扱われないようです

この倍率をスコア計算式に当てはめると

(307870×1.9÷622)×1×1.3×(1+0.53)×(1-0.2)=1496.4...

となり、実際に獲得したスコアである1496点が導出できました。

この編成には、「アンコールでコピーしたコンセントレーションの倍率を、オルタネイトで極大アップできていない」という欠点が存在しています。

 

 

次に、上の編成に対して以下のような編成を考えます。

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ほとんど同一の編成ですが、ミューチャルとオルタネイトの位置を入れ替えています

 

①9秒時点でミューチャル、オルタネイト、モチーフが発動。この中で配置番号が最も若いのはオルタネイト。(※配置番号は4-2-1-3-5の順)
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②12秒時点でシンデレラマジック、アンコールが発動。
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このとき、シンデレラマジックについては

  • 被参照スコア倍率……ミューチャルの-20%とモチーフの18%を比較して、高い方である18%が設定される(以後更新不可)
  • 被参照COMBO倍率……オルタネイトの-20%が設定される

となり、アンコール(ミューチャルをコピー)については

  • 被参照スコア倍率……設定されない
  • 被参照COMBO倍率……オルタネイトの-20%が設定される

となっています。図で表すと以下。

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シンデレラマジックについては1つ目の編成と差異はありませんが、アンコールについては被参照スコア倍率が未設定となっているのが大きな違いです。

 

③45秒時点でコンセントレーションが発動。
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④48秒時点でシンデレラマジックとアンコールが発動。
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282コンボ目でスコアを1565点獲得しています。

以下各倍率の解説。

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シンデレラマジックとアンコールはコンセントレーションのスコアアップ:22%をコピーして発動し、アンコールの被参照スコア倍率は未設定であったので、そこに22%が記録されます。
(シンデレラマジックは18%で更新不可になっているので記録されません)

そのため、このときの特技倍率は以下のようになっています。

  • スコアアップ倍率:
    シンデレラマジックはオルタネイトを発動し、ユニット内の最大被参照スコア倍率は22%なので、それを極大アップした38%が発動倍率となります。
    アンコールはコンセントレーションをコピーするので22%が発動倍率になります。
    以上2つを合計した60%が発動スコアアップ倍率になります。
  • COMBOボーナス倍率:
    シンデレラマジックはミューチャルを発動します。その際「オルタネイトのCOMBOボーナス-20%」を参照するため、-20%が発動COMBOボーナス倍率となります。

この倍率をスコア計算式に当てはめると

(307870×1.9÷622)×1×1.3×(1+0.6)×(1-0.2)=1564.8...

となり、実際に獲得したスコアである1565点が導出できました。

 

 

以上2つ、「アンコールの参照対象となる特技を変えることにより、参照系特技が発動する倍率を変化させることができる」という例でした。