海に沈んでもぬれないもの それは太陽 パッション 赤城みりあ
感想書きます。
前話の感想記事:
次話の感想記事:
画像引用はこちらの配信より。
各場面の感想
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
ア…
小さき命と小さき命を慈しむ者の姿に年々弱くなっていく ならん?
あとみりあ母の声がアニデレの時と同じ(森千晃さん)なのが地味に嬉しい。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「アンタもアイドルでしょ」
「でもみりあ、かわいい衣装もステージもまだだもん。キラキラじゃないよー」
プロデューサーは靴を擦り減らしながら方々に営業を続けますが、小学生のみのグループを歓迎してくれるような所は中々見つからず苦戦中。そんな折に、事務所で待たされているアイドルたちの中でも、みりあに関してはアイドルという存在への純粋な憧れを募らせている様子が描かれています。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
ウサミン!?佐藤!?
今回の先輩アイドル2人が登場。しゅがはは原作でも美優さんとセットで出てきますが、ウサミンのU149出演はアニメが初。(廾之先生制作の情報ページより)
アニメに登場する先輩のチョイスは基本的に原作漫画で活躍が描かれているアイドル、もしくはそれに関連があるアイドルといったところでしょうか。そうなると割と色々な人が登場できそうで夢が広がる。
右画像、しゅがはは身長166cmなのですがPはそれよりやや小さめ。よく見ると大人アイドルの前だから緊張してる?
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「第3芸能課から、第1芸能課に営業にきました!」
原作漫画2話の台詞ですね。漫画では現状に不安を抱えるアイドルたちの本音を知り、「ゆっくり進めれば良い」と考えていた自分に喝を入れるような決意表明の台詞でしたが、アニメでは1話で語られていた通りPにもはっきりとした目的意識がある分、強かに立ち回ろうとする社会人らしさが窺えるような印象。大人アイドルに会いたいっていう私欲じゃないよな?
この辺りの差異を見ていくのも面白いですね。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
みりあは押すなと言ったら押さない子なのでそらこうなる いやそうはならんやろ
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「すごーい!私今はぁとちゃんのファンの人たちとおしゃべりしてるんだー!」
事故で配信がスタートしたことにはみりあも気付いていたと思いますが、未知の物への好奇心、そして何より冒頭で描かれていたアイドルへの憧れが勝ったというところでしょうか。
止めないしゅがはもまあまあ大概ですが、見に来てくれたファンがおり、さらに赤スパまで貰った以上、配信を無理矢理終わらせ、視聴者を失望させてしまうのはプロのアイドルとして失格……そう考えて配信を続ける判断をしたのでしょう。な!佐藤!そういうことだよな!
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
胃、胃が痛ぇ…………(マジのやつ)
これは原作漫画9巻(アプリ版では72話~76話)の内容をベースにした展開ですね。漫画の方ではみりあと雪美がゲストとして藍子と歌鈴のラジオに出演したところ、「ゲストの子片方ばっか喋ってね?」というやや批判的とも取れるコメントをみりあが見てしまい……という流れ。漫画では辻斬りのようなコメントとは評されつつもだいぶマイルドな表現にしてるな~と思ったのですが、アニメの方はコメントの1つ1つから妙にリアルな棘を感じて嫌さがすごい。思ったことをすぐ書き込むんじゃない!
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「みりあ、楽しくなっちゃって全然気づかなかった!」
ボ…(胃が回復する音)
この辺りの感想も書きたかったけど考えがまとまってないので後々追記するかも
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「赤城さん。今日、怖くなかったのか?」
「ほんとはすっごい怖かったの。でもみりあ、みんなが楽しくないと嫌なの!だから、プロデューサーも笑って!」
ほんとに…………😭
1話の感想記事でも書きましたが、みりあって自分の心のすべてをそのまま行動に出しているわけではないんですよね。まず第一にかわいくキラキラした存在への憧れがあり、その裏に不安や怖さを抱えるときもあり、そういった様々な思いの中から「みんなを楽しくさせられるようなこと」を選び取って表現しているんだと思います。
「いい子」という言葉がありますが、個人的にこの言葉からは「周囲の期待を読み取り、それに応えられる子」という、ある種受動的な印象を受けてしまいます。みりあの場合、それというよりもむしろ、自身の中に「こうなりたい自分」という明確な理想像があって、そこに向かって能動的に進んでいける、進んでいきたいと思っている……その意志こそが、みりあが天性のアイドルたる所以なのかなと。(いい子なのは間違いないけども!)
アニメの話に戻りますが、このシーンも印象的でしたね。考えてみれば当然のことなのですが、11歳の女の子がああいった不穏な空気にさらされて怖くない・傷つかないはずがありません。けれどもそれをおくびにも出さず、素で話して、素で謝って、素で楽しんでいるように見せられる(少なくとも配信の視聴者にはそう映ったと思います)のがみりあの凄いところ。だからこそみりあは、隠した感情に多少なりとも気付いてくれたプロデューサーにだけ「こっそり」教えたのだと思います。Pはメンタルケアしっかりな……
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
Romantic Now 神の曲
1番サビは2番(デレステVer.)と比較して音数が少なく、少し切ない感じにも聴こえるのが個人的好きポイント
おわりに
みりあがどういう子なのか、そしてみりあのアイドルに対する憧れの形が深くまで描かれた素晴らしい回でした。良かった……胃は荒れたが……生配信怖……
あと全体の話ですが、漫画では多用される登場人物(特にP)のモノローグがアニメだと描かれていないんですよね。その分考えていることをすべて行動や台詞で表現しなければならないのが中々難しそうなポイント(見る側としても)。
次回は桃華回!バンジーということは原作に近い形になるのかな?
(依田芳乃を)呼んでみな 飛ぶぞ
関連商品紹介
2期応援マン
Blu-rayシリーズ
全巻セット。Amazonだと全巻収納BOXの特典付き。
単巻(1~4巻)。各巻2割引きで全巻セットよりだいぶ安い。(2023年4月時点)
CDシリーズ
01~06の全6作品。
原作漫画(電子書籍)
既刊である1~16巻。ベースとなる設定はアニメと同一ですが、一部を除き基本的にはストーリー展開が異なります。
※紙媒体の既刊書籍は現在一般流通していないので注意