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【U149アニメ】原作勢が見る第5話感想!梨沙のクレバーな貪欲さ

 

 

的場梨沙、かっけえ……

感想書きます。

 

前話の感想記事:

次話の感想記事:

 

 

画像引用はこちらの配信より。

 

 

各場面の感想

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

5話は梨沙回!原作漫画の梨沙回は8~9巻の内容ですが、本話と展開上の共通点は少なめです。

「第3芸能課のアイドルとしての活躍」において先陣を切ったのが自分以外のメンバーであることに、焦りを感じている様子の梨沙。彼女の競争意識が強いことは2話(仁奈回)でも少しだけ描かれていましたが、ここに来てそれがじわじわと発露しているようです。以前の感想記事で何回か書いたようにモノローグ自体は無いのですが、それを補うように、画面の色遣いと劇伴で梨沙の心情を表現する演出が美しい。

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

今更だけど毎話私服違うのすごない?

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「絶対に受かってやる…!」

「舐めないでよね。あのね、今のアタシが仕事を選べる時期じゃないことぐらい分かってるわ。当然やるわよ」

1枚目はオーディション前、プロデューサーから渡された対策資料を熱心に読み込んでいる場面。上述の通り梨沙が焦りを感じていることは明白で、ともすれば「自分の力だけで何とかするからPの助力は必要ない」と完全に突っぱねる展開になってもおかしくない状況でしたが、梨沙は「使えるものは何でも使う」と言わんばかりの姿勢でオーディションに臨む姿が描かれています。

2枚目は主役のオーディションには落ちてしまったものの、別の役でオファーが来たことに対して梨沙が自身の意向を示す場面。「舐めないでよね」の後に「主役以外認めない」といった言葉が来るのではないかと構えた人も多いと思うのですが、実際に梨沙が出したのはそれとは真逆の、自身の置かれた状況を冷静に認識したうえでの回答。

これらの場面のように、「こんな展開になるんじゃないか?」というミスリードを即座に否定するような梨沙の姿勢を見せることで、U149の的場梨沙はこういうクレバーな貪欲さを持つ子なんですよ、と視聴者に示すような描き方が上手いなと思います。

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「一人の人間として見てあげるのが大事ってことだよ。子供って言っても色々だしさ」

深夜の公園で遊び倒す成人男性…

第1話の感想記事にも書きましたが、「子供を一人の人間として見る」というのは、漫画アニメ問わずこのU149という作品の根幹部分だと思います。

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

俺氏、就活を思い出し胃痛――――。

自身の状況を冷静に認識しているとはいえ、家族からの愛を一身に受けて育ったであろう梨沙の「選ばれなかったこと」に対する悔しさや無念は察するに余りあります。それでも新たに得た役の台詞(恐らく)を読みながら立ち上がって、2本目の電車に乗り込もうとする梨沙はとても強い。

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「アタシの可愛さに気付かない大人もいるって知ったわ。……当然よね。アタシ、成長途中だもの。だけど、それで終わったりなんかしない。絶対に輝いてみせる。見せつけてやりたいの、その成長全部。アタシっていうアイドルの今を。どんな役だって、全力でアタシの方を向かせてやるわ」

かっけえ…(素)

5話のタイトル「すごく高いのにずっと地下にあるもの、なに?」の答えは「宝石」、もっと言うなら「宝石の原石」だと思うのですが、それともリンクしたような言葉ですね。

「梨沙がどんなアイドルになりたいのか」というのは原作でも描かれたテーマですが、オーディションの落選という挫折を経て、原作とはまた異なった形での回答が出ているように思います。ここで自分からプロデューサーを頼る姿勢を見せたのも、信頼関係が築かれていく過程を見ているようで良い。

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「みんなはライバルだし……」

「ライバル?みんな絶対協力してくれるよ。だって、俺たち仲間だろ?」

Pとの信頼関係だけでなく、競争心の強い梨沙が第3芸能課のメンバーと打ち解けていく様子も描かれています。1話で全部やる気か…?(畏怖)

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「バレバレなのよ。……でも、ありがと」

 

ウォ…

画像はイベント「オウムアムアに幸運を」オープニングコミュより(この台詞は駅のシーンでも使われていました)。金髪の子はちとせ嬢…なのか…?

そして梨沙はプロデューサーにだいぶ心を開いた様子。このPはモテる(プレゼントのチョイスが良すぎるので)

 

 

おわりに

1000%の的場梨沙回……

上述の「ミスリードを即座に否定する」話もそうですが、テンプレ的な展開をあえて外すことで登場人物の内面(価値観や思考プロセス)を描写する、というのがこの作品の特徴なのかなと感じます。元が10年超やってるコンテンツなだけある

ところで梨沙が焦りや不安を抱えているような描写は多くありましたが、それを実際に言葉にして誰かに伝えるシーンは無いんですよね。要するに梨沙はそういった感情を自分の中で処理して仕事へのモチベーションにしているということで、この辺りにも彼女の持つ聡明さが表れていると思います。

 

次回は晴回!予告を見る限り原作の展開にかなり近そう?

 

 

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