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【U149アニメ】原作勢が見る第12話(最終回)感想&総評!

 

 

ありがとう……

感想書きます。

 

前話の感想記事:

 

 

画像引用はこちらの配信より。

 

 

各場面の感想

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

12話、最終回。マジ……?

アバンは今まで広告でしか出てきていなかったニュージェネ登場。懐かしい…とも違う…この感情は何…?

そしてぬるっと千佳舞!(後でこずえ雪美も)
チケットに関係者席って書いてあるから原作と同じく、事務所には所属していて、ただ保護者からのアイドル活動の許可が出ていない(保留中)みたいな状態なんだろうか。とりあえず出てきてくれただけで嬉しい。

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「でも、みりあたち、呼ばれてないんだよね……」

「法律で、児童が働けるのは夜8時までと決まっているようですね」

法律!?ソースをな…

児童(満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまでの状態)は一定の条件を満たせば労働者として使用可能だが、午後8時~午前5時の間は不可らしい。

ちなみに「一定の条件」の1つとして、満13歳に満たない児童の場合は「映画の製作又は演劇の事業」に限りOKとのこと。……アイドルは?

あと児童以外にも「年少者」って括り(満18歳に満たない者)もあって、こちらは午後10時から午前5時の間は使用不可。そういや出演者に未成年がいる時のデレラジが10時よりだいぶ早く終わったりすることあったな…

ここまで書いておいてなんだけど最終回の感想記事で書くことか?

 

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「橘さん。やりたいこと、思いついたか?」

「歌で……歌で、気持ちを伝えたいです。今の自分の気持ちを、言葉で」

ありすの目指す先はやはり歌。このアニメで描写されていたところだと、1話でのおねシンや、7話(小春回)で映画のEDに対して「綺麗な曲」という感想を呟いていたのが印象的ですね。

それもただ歌うだけではなく、歌で気持ちを表現したいというのがありすの願い。「伝える」というのはありすにとって重要なキーワードだと思うのですが、今までゲームや原作などで描かれてきた歌という要素を、11話の内容を踏まえてそこに結び付けるのが良い…

あとPが今まで通り橘さん呼びでちょっと安心した 前話の「ありすでいいです」の意味的にそうよね
と思ったらNO MAKE#04で呼び方に関しての「ありすでいいです」も解禁されてた…マジ??(Pの性格的に呼ばないだろうけど)

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「夢を見ることに、早すぎるも、遅すぎるもないから」

1話、階段のシーンで自らの夢を熱く語るプロデューサーを見てありすが一番に感じたのは、不安でも呆れでもなく、ある種の「希望」だったのだと思います。大人でも夢を持っていいし、臆することなくそれを人に語ってもいい。あの時からありすは、自分が踏み込むことのできなかった場所に居た彼に対して、心のどこかで憧れを持っていたのかもしれません。原作では触れられていなかったプロデューサーの夢をアニメで明確に描いたのは、そんなありすの内面を描写するためだったように感じます。

とすると、「夢を見ることに早すぎるもない」は自分たちへの鼓舞だとして、「遅すぎるもない」という言葉は、自分が今の思いに至るきっかけとなったプロデューサーへの感謝を遠回しに表しているのかなと。だとしたら少し不器用で…尊い

あと右のシーンで晴が何気にありす呼びになってるという。こっちもいつの間に解禁…?

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「会長が、U149を出すからって、開演時間早めることになって……」

「新曲で行こう!」

会長、ほぼ極道だろ

 

曲の方も、チェル先生によると理論値出せば3週間でも行けるらしい……作曲家って凄い。

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

おじさん達も文字で見ると愛嬌あるな……

するっと挟まれるポプグリも𝑷𝑬𝑹𝑭𝑬𝑪𝑻

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

そしてLIVE当日!この見覚えのある隙間は……

ベ〇ーナのアクセスで20時開演(だった)って下手すりゃ人死にが出るレベルでは?

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

バリアッ 可愛すぎる

そして島村さんの安心感…好きだ…

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「やっぱり、殻に閉じ込めたがる人たちもいるから。子供だからと危ないことから遠ざけていちゃ、成長の機会を奪ってしまう」

「でも、閉じ込めるんじゃなくて、守ろうとしてたんだって今は思えるんです」

 

「オレ自身が成長して、もっとたくさん教えてあげられるようになりたいんです。みんなが躓いたとき、一人でも立ち上がれるように」

 

「いつだってキラキラで、ファンに夢を見せるのが、アイドルですから!」

2話ラストでちらっと登場していた会長がようやく顔見せ。このナリでだいぶ過激派なの怖…第3芸能課にとっては有難い存在だけれども

そしてプロデューサーも今回のLIVEを通して色々なものを受け入れられた様子。上司sもなんだかんだで第3芸能課のために頑張ってくれてたしね…
前話で「U149」というユニット名に思うところがあった様子の彼ですが、その過程でわだかまりも解けたってことで良いのかな。

そして「一人でも立ち上がれるように」という言葉の重み。自分はアイドルを1から10まで導く存在ではなく、あくまでも彼女たちの道を歩むのは彼女たち自身なのだという、プロデューサーとしての価値観が伝わってくる台詞だと思います。

 

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

自分たちの衣装、自分たちの意志で立つ初めてのステージ。ライブシーンは勿論、舞台裏での皆を送り出すシーンもOPからのアレンジ含めてグッとくる演出ばかり……

言葉で語るのも無粋かもしれない。ノリノリな課長は好き。

 

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「みんなの夢が、オレの夢だよ」

Pの鑑……

11話の冒頭で「あの子たちをトップアイドルにするって息巻いてたじゃないか」「でもそれはオレ自身の夢で……」といったやり取りがあったように、最初はプロデューサー自身がキラキラした皆を見てみたい・誰も見たことのないステージを作ってみたいという夢を持っていて、そこから彼の物語は始まったのだと思います。

ですがここに至るまでの話で、皆がそれぞれ持つ価値観や目指す先への思いに触れて、今の彼にとっては、皆の「どんなアイドルになりたいか」という夢を叶えることが何よりも大切になったのかなと。

夢を叶える主体はアイドルの皆であり、それを支えるのはプロデューサー。とてもアイドルマスターだ……

 

そして皆の帰宅シーンが描かれてエンディング。素晴らしい最終回だった……

 

 

©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149

「今日はみんなに、紹介したい子たちがいます!」

 

!!!!!

 

 

おわりに&総評

凄いアニメだった……総評書きます。(総評って言うと偉そうだけど全体を通しての感想書くだけ)

 

作画・演出

作画本当に安定してましたね。ありがとうCygamesPictures…

止め絵の綺麗さは勿論、画面端でのわちゃわちゃした動きや、4話(桃華回)のありすなど表情豊かなアイドルの姿が印象的で、画面を見ているだけで可愛い楽しい最高のアニメ。登場人物のモノローグをほぼ入れない構成上、表情と動きで感情を描くぞ!という気合が伝わってくるような画面力(がめんぢから)でした。LIVEシーンも動きにメリハリの強い手書きと全体の動きが表現されている3Dが違和感なく組み合わさっていて何度も見たくなる。何度も見た。

記憶に残る演出も多かったですね。5話(梨沙回)の電車のシーンや、度々映される瞳のアップなど、他作品であまり見ないような凝った描写の数々が印象的でした。

あと演出の範囲なのか分からないですが、桃華回や梨沙回の「テンプレ的な展開をあえて少し外すことで登場人物の内面を描写する」手法も面白かった。例えばツンデレとか中二病とか、分かりやすい属性を分かりやすく描写すること自体は視聴負荷を下げるので全然アリだと思うんですけど、流石に10年超やってるコンテンツ(しかも数度目のアニメ化)でそう単純には行けないですもんね。制作の方々のアイドルに対するこだわりと愛が詰まったポイントだなと思いました。

それでもなお個人的にはスッと入ってきたのですが、初見の人はこの辺りどういう感想を抱いたのか知りたい気持ちがある。

 

音楽

アニメU149におけるサプライズ要素の大部分を担っていた気がする音楽。劇中で流れた歌に関して(Pのおねシン除く)
完全新規のものが9曲(Shine In The Sky☆、よりみちリトルスター、Nightwear、ACE、アイム・ア・リトル・プリンセス ~お星さまにお願い~、アタシガルール、ゼロトゥワン!!、グッデイ・グッナイ、キラメキ☆)、
既存曲を新規メンバー入りで録ったものが8曲(きみにいっぱい☆、凸凹スピードスター、無重力シャトル、BEYOND THE STARLIGHT、お願い!シンデレラ(小春ソロ)、Sing the Prologue♪、SUN♡FLOWER、ドレミファクトリー!)

という大盤振る舞いっぷり。流石だ…ちなみに私はACEが特に好きです…

各アイドルのソロ曲アレンジ含む劇伴も良かった。Romantic Nowアレンジ好き。サントラ発売しないかな~

 

原作との共通点・相違点について(U149らしさとは)

原作漫画とは大きくストーリーが異なるアニメ作品を作るにあたって、その中で「U149らしさをどう表現するか」というところは非常に慎重に考えられていたであろう部分だと思います。

多分色々解釈の分かれる部分だとは思いますが、あくまで個人的に、原作漫画が積み上げてきたU149らしさというと以下のような点が挙げられるかなと。

  • それぞれのアイドルを、子供としての可愛らしい存在として描くと同時に、独自の価値観や考えを有する「一人の人間」として見ようとする姿勢
  • アイドルという特殊な職業において発生するリアルな課題やその解決方法を、各アイドルの持つバックグラウンドを絡めつつ描く

1つ目に関してはこの記事シリーズで何度か触れてきている点。
2つ目に関しては、ちょうど今アプリ版で連載されているところ(~131話)の「撮影の仕事」に関する話などで顕著ですね。シンデレラガールズのアイドルのこと、実際の仕事のこと、その両方に対する入念な調査や取材・考察に基づいて制作されているんだろうなというのが窺えて、それが漫画U149を読んでいて面白いと感じる部分の一つだと思います。

と言いつつもアニメU149に関しては、2つ目の方の要素は薄めで、1つ目にフィーチャーして物語が作られていたように感じました。12話掛けてアイドルの卵→デビューという流れを描くストーリーの構成上、まだデビュー前の状態でいきなり仕事上の課題解決とかプロ意識の話とかを扱うのも…という観点があったのかもしれません。

代わりに、1つ目の要素をベースに敷いた上で、それぞれの「どんなアイドルになりたいのか・アイドルの何に魅力を感じているのか」という、その子にとって一番根っこの所にあるものが死ぬほど丁寧に描かれていましたね。デビュー前という特性を活かして、「アイドルとしてのその子」というよりも「等身大のその子」として持っている、よりプリミティブな夢の形を見ることができたのが面白かったし嬉しかった。

この辺り、原作漫画とアニメとで対象としてる層が微妙に違うのもあるんだろうなと勝手に妄想してます。要するに原作はある程度シンデレラガールズを知っている人がメインターゲットとして据えられている(気がする)のに対し、アニメはそもそもアイマス自体あまり知らない人でも予備知識無く見られて、各アイドルの根幹にある部分をゼロから知ることができるような構成になっているのかなと(原作を予備知識無く読むのもそれはそれで面白そうだけど)。アニメで家族構成とか家の内装とか生活の描写が細かく描かれてたのも面白かったですが、その辺も世界設定の理解に一役買っていた気がします。

 

あとやっぱり原作との違いとして印象的だったのはやたら攻めた展開があったこと。みりあ回の良くないインターネッツとか桃華回のエアプ桃華とか。前半毎話ハラハラしながら見てたよ…最後はなんだかんだで腑に落ちちゃうんだけど…

原作だと基本的に人間の嫌~な部分はほぼ出てこない(大人が全員めちゃめちゃ仕事に情熱を注いでいる)のですが、アニメだと単純な善悪二元論ではないにせよ、社会の荒波に揉まれるプロデューサーの姿が描かれてましたね。社会人としての立場とプロデューサーとしての立場の板挟みに苦悩するPにある種の人間味みたいなものを感じて、より一層キャラクターとしての深みが加わったように思います。

というように、攻めた展開はありましたが変な安直さは感じなかったので、そこのバランス感覚についても非常に考えられていたなと。

総じてたくさんの愛と思慮に溢れたアニメ化だったね…という感想です。ありがとうございました……

 

続編への期待

まだまだこれから!という雰囲気の最終回だったので、正直終わってしまった実感が全然無い…(現実を受け入れられないだけとも言う)

デビューしたばかりで本格的なお仕事はこれからという状態、新たな4名の第3芸能課入り、などなど続編(2期?)やれる要素はたっぷりあると思うので本当にお願いします……の気持ち とりあえず円盤買います 買いました

上で挙げたU149らしさ2つ目の要素も見てみたいですね。個人回が少なくなる分軸となるストーリーがより骨太になると思うので、もしあるとしたらそこがどうなるのかも楽しみ。

あと第3芸能課の13人全員で歌唱する@曲とか、最終話でプロデューサーが全員の名前を順に呼んでいく恒例のシーンとか見てェ~~~……となっています。期待は尽きない……

 

おわりに

というわけで12話分続けてきた感想記事シリーズも終わりです(BD特典の新作1話についてはどこまで内容書いていいのか分からないので保留)。文章書くの好きだけど苦手だし(?)途中から気力無くなって失踪するかもな…と思ってたけどなんとか続けられました。それはU149が面白かったから…ありがとう…

これまで読んでくださった方居たらそちらもありがとうございました。続編来たらまた書くと思うのでよろしくお願いします…👍

 

 

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