始まったぞ!!!!!!アニメU149!!!!!!!!
感想書きます。
次話の感想記事:
画像引用はこちらの配信より。コメは消して見よう
各場面の感想
かわいいかわいい言って画像貼りまくってると引用の範囲逸脱しそうなので個人的に印象深いシーンのみ抜粋。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
この時点で神アニメを確信――――
キラキラしたステージを描くアイドルものだからこそ地に足付いた日常の描写で嬉しくなってしまうオタク 画面の生活感濃度が良い……
また1人のアイドルにクローズアップする形で物語を始める構成が、アニメシンデレラガールズ(2015年)のオマージュ感あって最高。凛ちゃんもCoだし。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「ねえ。最近ありす、私たちを避けてない?」
「たまたま考え事でもしてたんじゃない?」
「んー、そうなのかな……」
おい!!!!!子供とはちゃんと会話しなさい!!!!!サイコミ作品によく出てくる親みたいになるぞ!!!!!
原作漫画では描かれていないありすの家族。母親はありすのアイドル活動に対して特別肯定的でも否定的でもなく、言い方は悪いですがそもそもそこまで興味が無いように感じられます。アイドル活動を希望したのもありすからでしょう。
「歌や音楽を仕事にしたい」が各媒体で言及されているありすのアイドル活動に対するモチベーションですが、本作品では家族との関係もそれに一枚噛んでそうです。この辺も1つの軸として描かれていくのかな。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「プロデューサーが来てくれねーと、仁奈たちなにもできねーですね」
「……みりあたちのプロデューサー、どんな人だろうね!」
どうもみりあPです。ここ………………………………………………………(悲鳴)
この数秒だけで初見の人にもみりあがどんな子なのかってことが伝わる凄い描写。場の空気が少し沈んだのを察して、それを変えるための言葉を明確に意識して発しています。
みりあは「天性のアイドル」って言葉があまりにも似合う子ですが、「自分の心の赴くままに行動し、それが自然と人を惹きつける」タイプというよりは、周囲の状況や相手との距離感を踏まえた上で自身の行動を決めるような子なんですよね。真にコミュニケーション力が高いというか。ある種フレちゃんさんタイプ。
U149という作品の特徴として、「子供」としての無邪気な明るさや天真爛漫な可愛さが目立つ場所にあるのは間違いないのですが、それ以上に各々が持つ独自の価値観や思考プロセスを描写することが重要視されていて、要するにそれぞれのアイドルを「一人の人間」として見ようとする姿勢が挙げられると思います。上記シーンはアニオリなのですが(※近い描写はある)、その方向性を一切のブレなく踏襲しているのも凄い。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
それはそうとここ可愛すぎるだろ
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「ありすちゃん!」
「仕方ないですね……」
「え、オレは?」
「結城さんは同い年なのでダメです」
最近SideMアニメを見返して桜庭先生は基本年下に(だけ)優しいことを学んだのですが、ありすもその系譜かもしれない。青だし。
ちなみに年齢順は以下。
薫(9)=仁奈(9) < 千枝(11)=みりあ(11) < 小春(12)=桃華(12)=ありす(12)=晴(12)=梨沙(12)
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「あぁでも、もう少しお客さんの前で歌うような意識を持つと、もっと良くなるんじゃないかなあ」
「そうですか……意外と厳しいんですね。……ありがとうございます」
「いや、ごめん! 言いたいことは分かる……」
「あ、いえ……」
(よし、楽しく話せたな)って言っても良い場面 ちょっとすれ違ってる距離感が良い……
この辺りのありすの描き方はだいぶ原作漫画から変えてるな~と感じました。漫画では隙あらばPに噛みつくようなとこありますが、本作のありすはまだ出会ったばかりのPに対しても、少なくともテクニカル寄りのアドバイスなら素直に受け取ってくれるという。マイルドタチバナ。
この辺りは、アニメのありすは(Pが来る前の)現状に対する不安感を原作よりも大きめに持っていたのかなという印象です。
©Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
「早くオレも一緒に、一番近くで、光って、輝いて、キラキラした君たちを見てみたい!」
「橘さん。オレ、アイドルも、アイドルを見に行く人たちも、みんながまだ見たことのないステージを作ってみたいんだ!」
原作漫画ではちょいミーハー(大人アイドル好き的な意味で)な印象でしたが、アニメでは明確にPの目指す場所が言及されてますね。(原作でも描写あったらすまん)
今までのアニメの傾向上Pについてはそこまで深く掘り下げない気がするけど、これも物語における1つの軸になりそう。目ぇキラキラしとるわ……
それはそうと、階段や靴といったシンデレラモチーフの描写があるとやっぱり嬉しくなりますね。本作ではそれに加えて鏡(鏡の国のアリス?)も重要な要素になるんだろうか。
おわりに
やっぱアニメって良…………
アニオリ要素強めでありながらも原作のコンセプトを忠実になぞってるから安心して見ていられますね。あまりにも丁寧……
2話も今から楽しみです。全話感想書くか……
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